【建築学生の日常#4】建築学生へおすすめのPCスペック(2021最新)

大学院生になって今までを振り返って考えてみると,建築学生のPC選びはかなり重要なのではと思います。

デザイン系のソフトを動かす必要があるし,ひとによっては授業でシミュレーションソフトに触れる機会もあると思います。

そんな時に,PCのスペック不足で作業がはかどらない,出来ないなんてことになったら大変です。

そこで,筆者の今までの経験から,建築学生がPCを選ぶときに気を付けることや推奨スペック,おすすめのPCについてまとめたいと思います。

また,建築学生向けに就職活動に関する記事も書いています。
興味のある方は見てみてください。

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目次

建築学生がPCで扱う主なソフト

この項では,建築学生がPCで扱う主なソフトと,それぞれの推奨環境についてまとめています。

自分が使いたいソフトの推奨環境を満たすようなPCを選べば,大失敗することはないと思います。

実際にスペックを見る前に,まずは用語の解説

実際に推奨スペックを見ていく前に,スペックを示す用語がそれぞれ何を示しているのかを簡単に説明します。

下の表にまとめました。

仕様説明
プロセッサーCPUともいう。 計算などの処理を行ういわば脳みそのような部分。
Intel社製とAMD社製がほとんど。
Intel社製は知名度が高く信頼性が高い。AMD社製はコストパフォーマンスが良い。
OSオペレーティングシステムのこと。
PCを動かすソフトウェアのこと。WindowsとかmacOSとかが有名。
RAMランダムアクセスメモリのこと。
CPUが処理を行うときに使われる作業領域のこと。
「作業机の広さ」と例えられることが多い。
ハードディスクデータやプログラムなどを書き込んだり読み出したりする記憶装置。
HDDとSSDがある。
HDDは以前から用いられてきたが,最近はSSDの性能が上がってきているため,
ソフトによってはSSDを推奨されることがある。
モニターの解像度PCの画面の精細さを示す。
(横に並んだドット数)×(縦に並んだドット数)であらわされることが多い。
GPUPC上で画像を美しく映し出すためのもの。PCによっては搭載されていないものがある。
スペックを見るときは,グラフィックボードの商品名,チップの種類,
グラフィックボード専用のメモリ容量を確認する。
DirectX 診断ツールで確認できる。
詳しい説明はこのサイトがわかりやすいです。

このざっくりとした説明だけではわかりにくかった方は,このサイトを見てみるとよいでしょう。

わかりやすく解説されています。

Illustrator/Photoshop/Indesign

Adobe公式で発表されている推奨環境についてまとめた表を以下に示します。

仕様必要な構成
プロセッサーIntel マルチコアプロセッサー(64 ビット対応必須)または
AMD Athlon 64 プロセッサー
OS Windows 10(64 ビット)(バージョン 1909)以降
RAM16 GB 以上の RAM(16 GB 以上を推奨)
ハードディスク 16 GB 以上の空き容量のあるハードディスク
(インストール時には追加の空き容量が必要)、SSD を推奨
モニターの解像度 1,920 x 1,080 以上のディスプレイ
GPUDirectX 12 をサポートしている GPU。
4K 以上のディスプレイの場合は 4 GB の GPU メモリ
32bitのビデオカード
Illustratorの必要システム構成  https://helpx.adobe.com/jp/illustrator/system-requirements.html
Photoshopの必要システム構成 https://helpx.adobe.com/jp/photoshop/system-requirements.html
Indesignの必要システム構成 https://helpx.adobe.com/jp/indesign/system-requirements.html

SketchUp

Trimbleで示されている推奨環境をまとめました。

仕様必要な構成
プロセッサー2 GHz以上
OS Windows 10(64 ビット)
RAM8GB以上
ハードディスク700MBの空き容量のあるハードディスク
モニターの解像度
GPUOpenGL 3.1 以上
3D classのビデオカードで1 GB以上の容量
SketchUp Hardware and Software Requirements https://help.sketchup.com/en/sketchup/system-requirements

Auto CAD

AutoCAD 2022 including specialized toolsets の動作環境を参考に表を作成しました。

他のバージョンのインストールを考えている人は,Autodeskのサイトで,各推奨環境を確認しておきましょう。

仕様必要な構成
プロセッサー3 GHz以上
OSWindows 10(64 ビット)
RAM16GB以上
ハードディスク10GBの空き容量のあるハードディスク
モニターの解像度True Color 対応 1920 x 1080

高解像度および 4K ディスプレイの場合:
Windows 10 でサポートされる最大 3840 x 2160 の解像度
(対応するディスプレイ カードが必要)
GPU帯域幅 106 GB/秒の 4 GB GPU (DirectX 12 互換)
AutoCAD 2022 including specialized toolsets の動作環境 https://knowledge.autodesk.com/ja/support/autocad/learn-explore/caas/sfdcarticles/sfdcarticles/JPN/System-requirements-for-AutoCAD-2022-including-Specialized-Toolsets.html

Revit

仕様必要な構成
プロセッサーIntel® i-Series、Xeon®、AMD® Ryzen、Ryzen Threadripper PRO
2.5 GHz 以上
最大 GHz の CPU を推奨
Autodesk® Revit® 製品は、さまざまなタスクで複数のコアを使用します。
OS Windows 10(64 ビット)
RAM8GB以上
ハードディスク30GBの空き容量のあるハードディスク
モニターの解像度True Color 対応 1280 x 1024が最低基準
4K UHD モニタが最高基準
GPUShader Model 5 搭載の DirectX® 11 対応グラフィックス カード
および 4 GB以上のビデオ メモリ
Revit 2022 製品の動作環境 https://knowledge.autodesk.com/ja/support/revit/learn-explore/caas/sfdcarticles/sfdcarticles/JPN/System-requirements-for-Autodesk-Revit-2022-products.html

Rhinoceros

仕様必要な構成
プロセッサー64ビットのIntelまたはAMDプロセッサ(ARMはサポートしていません。)
OSWindows 11、10、または8.1
RAM8GB以上
ハードディスク600MBの空き容量のあるハードディスク
モニターの解像度
GPUOpenGL 4.1対応のグラフィックスボードを推奨
4 GBビデオRAMまたはそれ以上を推奨
動作環境 https://www.rhino3d.com/jp/7/system-requirements/

CFD

Autodesk CFD 2019 の動作環境をもとに表を作成しました。

仕様必要な構成
プロセッサー2 GHz以上
OS Windows 10(64 ビット)
RAM32 GB以上
ハードディスク1 TB HDD
モニターの解像度1280 x 1024 以上の画面解像度で 24 ビットのカラー設定
GPUNvidia Quadro 4000
512 MB 以上の DRAM を搭載した OpenGL 互換グラフィックス カード(推奨)
Autodesk CFD 2019 の動作環境 https://knowledge.autodesk.com/ja/support/cfd/learn-explore/caas/sfdcarticles/sfdcarticles/JPN/System-requirements-for-Autodesk-CFD-2019.html

OpenStudio/ EnergyPlus

仕様必要な構成
OSWindows 10、OS X 10.14 – 10.15、Ubuntu 18.04、およびUbuntu20.04(64 ビット)
SketchUp Hardware and Software Requirements https://help.sketchup.com/en/sketchup/system-requirements

推奨スペック

以上の推奨環境と建築学生生活6年間を踏まえて,筆者が推奨するスペックは,以下の通りと考えています。

仕様必要な構成
プロセッサーIntel® i-SeriesCore-i7
AMD® Ryzen7
(Intelのほうが総合的に見ておすすめ)
OSWindows 10(64 ビット)以上
RAM16GB
ハードディスク512GB HDD + 256 GB SSD
モニターの解像度1920×1080
GPUNVIDIA GeForce GTX 1650程度,
Radeon RX 470程度
グラボ専用メモリ容量4GB
このサイトの比較表がわかりやすいです。

CPUはi7くらいの高性能モデルであったほうがよいでしょう。最新モデルはi9ですが,消費電力が大きいのと,i7とあまり性能が変わらないものもあるので,よく注意しましょう。

OSはWindows10は必須です。また,この冬からWindows 11がリリースされています。今から買うのであれば,11対応の機種にしておきましょう。

RAMは8GBでも何とかなりますが,16GBあったほうが,デザイン系ソフトを使う建築学生には安心です。

ハードディスクはできるだけ大きいものがよいです(あたりまえですが…)。また,SSD搭載のものにしましょう。

解像度は1920×1080です。といっても,ほどほどのスペックのPCであれば,ほとんどのPCがそれくらいの解像度はあると思います。

GPUは, NVIDIA GeForce GTX 1650くらいであればよいでしょう。
ゲームで例えると,マインクラフトが影MOD入れて割とさくさく動く感じですかね。

また,GeForceはゲーム向けのGPUなので,本格的に3Dモデリングをやりたいというひとは,NVIDIA Quadroを選んだほうが安全です。
しかし,GeForceは非常にコスパがよいです。また,GeForceでも3Dソフトは問題なく動くようです。

また,推奨スペックについては,以下のサイトでかなり詳細に説明されています。

〇建築デザイン時短術!さらに詳しいノートパソコンの選び方|かーきアサヒの建築手記

おすすめのPC

以上の推奨スペックを満たしていて,わりとコスパが良いPCを紹介します。

ここえは,どちらかというとコストパフォーマンス重視で選んでいます。
あくまで参考に見てみてください。

Lenovo IdeaPad L340-15IRH Gaming(オフィスソフト付き)

https://www.lenovo.com/jp/ja/notebooks/ideapad/gaming-3-series/IdeaPad-L340-15IRH-Gaming/p/88IPL301161
価格¥125,268(以下バナーリンクからの価格。通常より若干安いです。)
プロセッサーインテル® Core™ i7-9750H プロセッサー (2.6GHz 12MB)
OSWindows 10 Home 64 bit (Windows 11対応)
RAM16 GB DDR4-2400 DDR4 SODIMM 2400MHz
ハードディスク1 TB HDD 5400 rpm + 256 GB SSD
モニターの解像度15.6" FHD液晶 (1920 x 1080) IPS, 光沢なし, LEDバックライト
GPUNVIDIA® GeForce® GTX 1650 4GB GDDR5

ゲーミングPCなのでGPUはGeForceです。

推奨スペックをすべて満たしているうえ,Microsoft Office Home & Business 2019がついてこの値段はかなりコスパが良いと思います。

以下のバナーリンクからLenovo公式サイトに飛ぶことが出来ます。
また,このリンクから購入すると若干価格が安くなります。

おなじLenovo IdeaPad L340でも,オフィスソフトが付いているかどうか,ハードディスクの容量によって若干違いがあるので気を付けてください。

ここで紹介しているのは,以下の商品です。製品番号を確認しておくとよいでしょう。

また,Lenovo直販モデルは,注文してから手元に届くまでかなり時間がかかります。
2か月はかかると考えておいたほうが良いでしょう。

時間がない方は気をつけてください。

DAIV 5P

価格¥164,780~
プロセッサーインテル® Core™ i7-10750H プロセッサー
OSWindows 10 Home 64 bit (Windows 11対応)
RAM16GB
ハードディスク512GB (NVMe対応) SSD
モニターの解像度15.6型 フルHDノングレア (LEDバックライト)
GPUGeForce® GTX 1650 Ti / インテル® UHD グラフィックス

マウスコンピューターのクリエイター向けPCです。

先ほどのLenovoと比較すると,CPUとGPUのスペックが若干良いです。

また,この価格はオフィスソフトが付いていない価格です。

オフィスソフトはカスタマイズの際に,2万円ほど追加して付属させることが出来ます。

全体的に考えると,Lenovoより少しコストパフォーマンスは落ちますが,十分にお得なPCだと思います。

以下のリンクから購入することが可能です。

〇DAIV 5P|マウスコンピューター

G-Tune P5

価格¥131,780~
プロセッサーインテル® Core™ i5-11400H プロセッサー
OSWindows 11 Home 64ビット
RAM16GB (8GB×2)
ハードディスク256GB (SATA対応) SSD
モニターの解像度15.6型 フルHDノングレア (LEDバックライト)
GPUGeForce® GTX 1650/ インテル® UHD グラフィックス

マウスコンピューターのゲーミングPCです。

先ほどのLenovoやDAIVと比べるとCPUのグレードが落ちるようですが,実際はそこまで変わらないのであまり気にしなくてよいと思います。

こちらもオフィスソフトがついていない価格です。

以下に購入できるリンクを貼っておきます。販売サイトによって若干価格が違うので,見比べてみてください。

リチウムポリマーバッテリー採用で薄型・軽量化を実現!!長時間バッテリー採用で移動先でもゲームを楽しめるスタンダードモデル

まとめ

以上,建築学生向けのPCスペック,おすすめPCでした。

デザイン系ソフト,モデリングソフトを扱う建築学生は,PC選びが重要です。
また,PC選びは,学生にとってかなり悩ましい問題だと思います。

この記事が少しでも参考になればうれしいです。

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この記事を書いた人

このサイトの管理人。
東京の大学院に通う。
絵を描くことと、旅行が好き。
シンガポール国立大学への留学経験や
建築学生の就職活動などを
ゆるく紹介している。

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