【渡航前の手続き編#6】滞在先の見つけ方

留学生活を快適に送るためには、生活環境が整っていることはかなり重要な要素と言えるでしょう。

留学生活中に生じる問題として、語学習得についての悩みの次によく聞くのが、「ホストとうまくいかなかった」「隣人がうるさい」など、住環境に対するトラブルです。

今回、自分の経験や、同じ時期に留学していた友人の経験を踏まえて、どのように滞在場所のついての情報を収集して、どのような判断基準で決めると良いのかをまとめていきたいと思います。

この記事でわかること

  • シンガポールでの滞在先に関する情報収集の方法
  • 下見の際の注意点
目次

情報収集

まずは、しっかりと情報収集を行うことが大切です。
私はシンガポールへの留学だったので、情報収集のためのサイトの内容が主にシンガポール滞在者向けになっています。

1. インターネットで検索する

何と言っても手軽にできるので、まずとにかくネットで調べてみるのは良いことですし、何も言われなくとも皆さんやっていると思います。

しかし、それらしいキーワードを入れて検索しても、良い物件の情報が手に入らなかったりすることがよく起こります。

そのようなときは、以下のようなやり方で検索すると上手く情報を入手できることが多かったです

インターネットで滞在先を検索するコツ

①日本語だけではなく、英語のキーワードで検索をかける
②「"留学先国名" 掲示板」や「"留学先国名" 掲示板 物件」などで検索してみる
③留学先大学のサイトを確認する

2. 所属する学校の留学担当者に聞いてみる

安全で信頼できる情報の探し方としては、所属している大学や高専の留学担当者に話を聞いてみるのも良い方法です。

私の所属する大学では、国際課というところが留学生のサポートや、留学を考えている学生のサポートを行っていて、ちゃんと予約などの手順を踏めば、マンツーマンで相談に乗ってもらうことも出来ました。

marine

私は、大学のマンツーマンの相談サービスを利用して、留学のサポートに慣れた先生から、シンガポールへ研究のために留学する学生向けの滞在先の情報を教えてもらいました。

シンガポールの滞在先・物件情報サイト一覧

私がシンガポールの滞在先を調べた際に見つけた学生寮や、物件を探すのに役立ったサイトをまとめておきます。

シンガポールの学生寮

MDIS Residences @Stirling

MDIS Residence 外観

英語のキーワードで検索を掛けて、この学生寮のサイトを見つけました。

確か「Singapore student residences」とかで調べて見つけたと思います。
あとは、「hostel」とか「university」などの単語を組み合わせると割と良い情報を見つけられた覚えがあります。

また、この学生向けのアパートメントは、シンガポールの経営開発研究所(MDIS)という生涯学習のための私立の大学のキャンパス内にあります。

なのでセキュリティは万全です。

yo:HA hostel

yo:HA hostel @Evans 外観

大学の個別相談で、この学生寮を紹介してもらいました。

留学生向けの寮です。

シンガポール国内に何カ所かあるので、自分の通学先との距離を考えながら、検討するのが良いでしょう。

シンガポールの物件情報サイト一覧

シンガポール掲示板|シンガポールの不動産・物件

インターネットで、「シンガポール」「掲示板」と検索して見つけました。

主にシンガポール在住の日本人の方や、日本人と交流したい方が情報を共有する場になっています。

今回は滞在場所についての記事ですので、物件に関するページのリンクを載せていますが、同じサイト内にはバイト募集、友達募集など様々な情報が共有されています。

シンガポールに行ってからも仕事探しや友達探しに役立つと思います。

お役立ち賃貸シェアサーチ

こちらもインターネットで、「シンガポール」「掲示板」と検索して見つけました。

シンガポール掲示板と違って、住まい探し専門のサイトになっています。

貸してもらえる場所の一覧が出来るだけでなく、条件にあう物件がなかった場合は自分から「借りたい」とリクエストを出すことも可能です。

NUS | Accommodation

NUSが運営する、学生寮を検索できるサイト。用途に応じて調べることができるようになっている。
https://nus.edu.sg/osa/student-services/hostel-admission/other-accommodation

③の方法で見つけました。シンガポール国立大学の留学生向けの住まいに関する情報がまとめられているページになります。大学が紹介しているので、怪しいかもしれないなど考えずに安心して住まい探しができます。

下見

実際に下見をした時の写真

情報収集をして、なんとなくいくつか候補が出来てきたら、時間や予算に余裕があるのならば、下見をしてみるのが良いでしょう。

marine

私は、運の良いことに出発の約1年前にシンガポールに行く機会があったので、自分で滞在先を下見することが出来ました。

下見に行った物件は3件でした。

物件を見るときに重視したのは以下の4つの点です。

下見の際のチェックポイント

  • 実際に学校から公共交通機関を利用した時に行きやすいか
  • 周囲に買い物できるお店があるか
  • 建物の設備はどうか、清潔であるか否か
  • 対応した学生寮のスタッフの態度はどうか

価格やなんとなくの建物の様子はネット上の情報だけで分かりますが、実際に行ってみないと分からないことについてよく気をつけて見ようといった意識で下見をしました。

特に、下見の時に対応してくれたスタッフの態度やレスポンスの早さも気をつけて見ました。

実際にその寮で生活する時に、何か困ったことがあった時に最初に相談するのがスタッフの方になります。
その時にきちんと素早く対応してくれるかどうかで安心感もストレス度もかなり違ってくると思います。

あとは、少しでも質問があったら、その場ですぐにスタッフに訊くのも大切です。

後からメールで対応してもらうよりも、断然早く対応してもらえます。
少しくらい英語は間違えてもつっかかっても問題ないです。

逆に、質問した時のスタッフの対応が一つの判断基準になるとも考えられます。
留学生の集まるような学生寮や施設で、外国人の話す英語に対応できない・対応が悪いようなところは大して良くないと判断できます

まとめ

今回はシンガポールへ留学する際の、滞在先の情報収集や決め方などについてまとめました。

この記事のまとめ

  1. 滞在先の情報は、インターネット検索か大学の相談サービスを活用する
  2. 時間があるのであれば、物件は下見する
  3. 下見の際の注意点は以下の4つ
    1. 実際に学校から公共交通機関を利用した際に行きやすいか
    2. 周囲に買い物できるお店があるか
    3. 建物の設備は清潔であるか
    4. 対応した学生寮のスタッフの態度はどうか

少しでも留学を検討されている方の助けになれば幸いです。

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この記事を書いた人

このサイトの管理人。
建物の設備設計者として働く。
絵を描くことと、旅行が好き。
シンガポール国立大学への留学経験や
建築学生の就職活動などを
ゆるく紹介している。

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