エッセイ漫画の第4弾です!こちらは、エッセーシリーズの第1弾の後日譚になります。
このコロナの状況下、在宅ワークにいくつか応募したのですが、第1弾で応募していたZ会の添削者に無事合格しました。
ネットでZ会の添削者について調べてみると、Z会の添削者になるための基準であったり、試験内容であったり、単価についての質問が多く見受けられました。
そこで、今回は、添削者になるまでにしたことについて、自分の経験に基づいてまとめていこうと思います。
ちなみに、在宅でできるお仕事を探されているかたは,以下の記事も参考になるかもしれません。興味のある方は見てみてください。
Z会添削者への応募方法
Z会の添削者には、教科専任制、担任指導者制、模試添削者の3つがあります。
私は、教科専任制の添削者に応募しました。
Z会の添削者の応募はどの種類の添削者においても不定期です。
応募されているかどうかは、公式ホームページから確認することができます。
また、応募の発表を見逃さないように、募集開始お知らせメールを登録することが可能です。
採点者募集についての要項と、募集開始お知らせメールは以下のリンクを参照してください。ちなみに、大学生は添削者に応募することは出来ません。大学卒または短大卒の資格が必ず必要になるからです。大学院生なら大丈夫です。
○Z会|採点者応募について
https://www.zkai.co.jp/home/corporate/career/detail-tensaku-tensakushaboshu_common_top/
試験内容
ここからは、実際に教科専任制の採点者に応募して、受験した試験内容についてまとめます。
1次試験 履歴書と自己PR
先ほどのリンクから、応募者として登録を完了させると、応募者専用のマイページにログイン出来るようになります。
そのページでは、試験の内容確認と、提出期限の確認、合否の確認が出来るようになっています。
まずは、1次試験突破ために履歴書・自己PR提出をマイページから行います。
履歴書の内容はだいたいは一般的なものです。特別なのは、校職について書く欄があるくらいでしょうか。あとは、担当したい教科について第3希望まで書く必要がありました。
自己PRは200字程度で書く必要があります。簡潔に、自分がZ会の採点者への適性があることを伝えなければなりません。
私は、①自分が理系の大学院生であり、理系教科を担当できること ②小学生〜高校生までZ会の会員であったこと ③結果、現役で国公立大学入試を突破した経験があること について述べました。
1次試験で見られるのは、主に学歴や学力ではないかと言われています。
確かに、採点するためには、それなりの学力がないと出来ないので、そこは見られますよね。自己PRでは自分の実力をアピールできる内容にするのがいいのではと思います。
2次試験 担当教科の試験
1次試験を受験して3週間ほどで、合否通知を受け取りました。
合否の通知は登録したメールアドレスにメールが送られてきます。
2次試験は、割り当てられた担当教科の試験問題の回答になります。
私は、希望通り、数学の採点者として、数学の問題を与えられました。
内容は、高校1〜2年生の範囲の問題でした。奇問・難問ではなく、基本的な知識を問う良問が多かったです。
問題はマイページからダウンロードすることが出来ました。問題を解くに当たって、時間制限は設けられておらず、いくらでも回答方法を調べることが出来ました。
なので、ここで満点に近い点数を取らなければ落とされてしまうと考えた方が良いでしょう。できるだけ調べながら丁寧に解くほうが良いと思います。
回答時間については、回答の提出と共に求められるアンケートに「どれくらいの時間をかけて回答しましたか」という問いがあるので、全く見られていない訳ではないみたいです。質問のされかたから、あくまで目安程度だと思われます。
3次試験 模擬答案添削
2次試験を受験して3週間ほどで3次試験の案内を受け取りました。
3次試験は、実際に添削業務を模擬的に行うといった内容でした。
郵便で模擬答案が送られてくるので、それに赤ペンで採点やコメントを入れていきます。
この時に心がけたことは、主に以下の3つです。
・正答であったとしても、丸だけつけて終わりにしない。別解などを示す。
・間違えていたら、どこをどう直すべきかを助言する。
・白紙回答だったら、回答の手がかりになる考え方について簡単に書いておく。
会員は、添削を受け取ったら、まず復習をすると思います。
復習って面倒くさいし、本当はやりたくないけどやらないといけないもので、それを上手く添削でアシストしてあげられれば、会員のためになりますよね。
以上の試験を終えて、無事に添削者として働かせてもらえることになりました!
添削者の仕事内容
この項では、採点者の給料や、どの程度のスケジュール感で添削を仕上げる必要があるのかをまとめたいと思います。
単価
単価は大体解答用紙1枚につき300円程度。
慣れてくれば1時間に2枚ほど処理できるようです。時給換算すると、普通のバイトの方が全然稼げます。
どうしても在宅で仕事をしたい人、教えることが好きな人にはおすすめできるかと思います。
また、初めは1週間に10枚送られてくるようなので、単純に計算すると月に1万2000円程度。慣れてくれば倍に増やすことも可能なようです。
内職と比較すれば良い方ですが、これだけでは到底生活出来ません。
お小遣い稼ぎ程度です。
スケジュール感
人によって、会員の解答用紙が送られてくる曜日や提出する曜日は異なるようですが、
私の場合は、土曜日に受け取ったものを月曜日までに提出します。
奇跡的に作業日が土日に当たるという、ありがたいスケジュールでした!
平日は研究のための作業やミーティングがあるので、ちょうどよかったです。
まとめ
今回は、Z会の添削者になるための方法や、添削者の仕事内容についてまとめました。
これからやってみたいと考えている方に、少しでも役に立ったのなら幸いです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
※2021/11/3追記
Z会の添削者に関する記事を追加しました!
筆者がZ会の添削者を1年間続けてみて感じたことや,Z会の添削者のお仕事に関する実態をまとめました。こちらも参考にしてみてください。
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