筆者は、22卒として、去年の冬から今年の春にかけて就職活動をしていました。
結果、某大手設計事務所の設備設計職の内定を頂くことが出来ました。同じように建築学生で設計事務所を目指す方に少しでも役立つ情報を共有できたらと思い、経験をまとめることにしました!
前回はインターンシップの活用方法についてまとめました。
今回は、就職活動において避けては通れない、TOEICとSPIについてまとめたいと思います。
TOEICの勉強方法
修士1年の8月から10月にかけて勉強
TOEICの勉強は、就職活動本番になると絶対に手が回らなくなると思ったので、早めに手をつけました。
実際に、冬になってからではESや自己PRポスターの作成で手一杯だったので、やっておいて本当に良かったです。
当時、私のTOEICの点数は600点半ば程度と、履歴書に記載しても強みにはならないような点数でした。留学行ったのにこれは説得力ないなと思い、帰国してから2ヶ月勉強して、何とか800点まで上げました。
この点数であれば、履歴書にも問題なくアピールとして書けるため、自信を持って就職活動に臨むことが出来ました。
まずは公式問題集を2冊ものにした
初めに、最新の公式問題集を2冊購入して、毎日1〜2セクションずつ取り組みました。
問題に取り組むときは、本番と同様に問題集にメモを取らないようにしました。また、リーディングについては目標時間を設定して、時間内に解き切ることも重視して取り組みました。
間違えた問題は、なぜ間違えたのかをはっきりさせることを大切にしていました。
リスニングの問題の場合、「否定疑問文の質問がすぐに内容理解できなくて選択肢を聞き逃してしまった」とか、「直接的に質問に回答していないタイプの問題で文脈を理解して選択肢を選べなかった」のように、原因を明確にすることを心がけていました。
そうすることで、自分の苦手とする問題がはっきりし、しっかりと対応策をとることができるので、克服も早くなりました。
以下に公式問題集の商品リンクを貼っておきます。
自分の目標点に合ったレベルの教材で演習した
公式問題集2冊をそれぞれ3周ずつくらいして、問題の内容を覚えてしまいそうな感じになってきたので、レベル別の問題集を活用しました。
私が実際に使ったのは、東進ブックスの860点突破でした。
この問題集は、1日に取り組むべき量が設定されていて、毎日少しずつ勉強するのに便利でした。私は、比較的時間に余裕があったので、1日に2日分の問題に取り組んでいました。
レベル別の問題集のよいところは、絶対に正解出来るような問題を解くことに余計に時間を使わなくて良いところです。
実力を伸ばしたいのであれば、出来るか出来ないか不安があるレベルの問題を多く解いて慣れていくのが効率的だと考え、レベル別の問題集を選んで勉強していました。
SPIの勉強方法
修士1年の9月から12月にかけて勉強
SPIに関しては、夏インターンが終わったあたりから本格的に勉強しはじめました。
TOEICと同様に、早めに取り組んでおいて損はありませんでした。本選考が始まる前にひと通りの対策が完了した状態にしておくと、精神的にも非常に安定して良かったです。
また、SPI以外の形式のテスト(玉手箱など)を課す企業もあります。本選考が始まる前に、受ける予定の企業の課すテスト形式をよく確認したうえで勉強に取り組みましょう。
難しめの問題集を1冊しっかり取り組む
SPIの対策本は様々な種類が出回っていますが、ある程度名の知れた企業に行きたいと考えているのであれば、難しめのものを選んだ方が良いでしょう。
私は、オフィス海の対策本を購入して、2〜3周しました。時間がない場合は、2周目以降は間違えた問題のみとして良いと思います。
取り組む姿勢としては、TOEICとあまり変わりません。なぜ間違えてしまったのか、次からどうするのかを意識して取り組んでいました。
いわゆる大手企業を5社受けましたが、どの企業の選考でも、SPI が原因で落とされることはありませんでした。また、テストセンターで受験した時の感触も、割と難しめの問題まで到達出来たかな…といった感じでした。
受験したらすぐに出来なかった問題を記録して対策する
また、SPIを何回か受けるチャンスがある場合は、受験した直後に難しく感じた問題のタイプをメモしておくと良いでしょう。
そのタイプの問題の解法をよく復習しておくことで、次回に活かすことができます。
まとめ
TOEICとSPIの勉強方法についてまとめました。
どちらを勉強する時も、なぜ間違えてしまったのか、次からどうするのかを考えて取り組むことが重要だと思います。
基本的なことですが、本当に大切です。
この情報が少しでも役立てば嬉しいです。
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