【渡航前の手続き編#3】EMSの送り方

シンガポール 国立大学へ留学に行く際、留学生として登録してもらうために、留学許可証などの書類を先方へ送る必要がありました。

海外に書類を送る方法はいくつかありますが、私がその際に利用したのがEMSでした。

日本国内の宛先に送る時と同じようにできて簡単でしたが、いくつか気をつけておくと良いなと思った点があったので、まとめておきます。

この記事でわかること

  • EMSの送り方
  • EMSを郵便局で送る際の注意点
  • (留学生限定)EMSの送料を節約する方法
目次

EMSとは

marine

EMSとは国際郵便の一種で、国際スピード郵便のことをいいます。

120カ国以上の国に送ることが可能で、シンガポール などアジア地域であれば2日程度で送ることができます。

ですが、荷物の内容によっては受け付けてくれない場合もあるので、そこもよく確認しておきましょう。
郵便局で手続きをすることが可能です。

郵便局でEMSを送る方法

EMSの送り方

STEP
EMSで送れるかどうか確認する
STEP
料金・日数を調べる
STEP
包装する
STEP
必要書類を用意する
STEP
郵便局窓口に提出する

書類をシンガポールへ送付する場合に、注意しておく点を手順に沿って順番に紹介していきます。

Step1. EMSで送れるかどうか確認する

シンガポールへEMSを使って書類を送ることは可能です。

シンガポールのみならず,大体の国へは送ることが出来ます。なので,そこまで気にしなくても良いとは思います。

心配な方は,以下のサイトからEMS取り扱い国を調べることができます。

Step2. 料金・日数を調べる

日本郵便のホームページで、国際郵便の料金とかかる日数をシミュレーションすることができます。

下の表は、東京都からシンガポールに50g程度の書類を送った時のシミュレーション結果になります。

シミュレーション結果(参考:https://www.post.japanpost.jp/cgi-charge/

料金は高くつきますが、最短日数でシンガポールに郵送することが可能です。

緊急でない場合や、送るものの大きさが大きい場合、航空便やeパケットの方が適していることもあるので、検討のために一度このシミュレーションをしておくの良いと思います。

下のボタンから日本郵便のシミュレーションに飛ぶことが出来ます。

また、最近はコロナウイルスの影響で遅延が生じている可能性があるので、都度よく確認して、余裕を持って送付するのが良いでしょう。

Step3. EMS書類送付用の封筒をはじめに用意しておく

EMS専用の封筒は郵便局で51円(マチなしタイプ)で購入することができます。

もちろん専用の封筒でなくても大丈夫ですし、送りたい書類をそのまま郵便局に持っていってその場で封筒を購入するのでも可能ですが、実際にやってみて、準備しておいて良かったと思いました。

EMS専用封筒は、中のものが濡れにくいような加工がしてある厚紙でできているので、今回のような大事な書類を送付する際には安心でした。

marine

私は、念には念を入れて100均で買ったビニール製の書類ケースに書類を入れた上で専用封筒に入れて送りました。

今回は送付する書類に抜けがないかなど、よく確認しておく必要があったので、一旦家に封筒を持ち帰って、ラベルの記入漏れなども合わせて、ゆっくり確認しながら用意したかったので、あらかじめ用意しておいて個人的には良かったです…

郵便局で後ろに誰かに並ばれるとどうしても気になって焦っちゃうんですよね…。

Step.4 EMSラベルは国際郵便マイページサービスを使おう

以前まで(私が留学手続きをしていた時)は,手書きでEMSレベルを作成していました。

しかし,現在は自宅でPCやスマートフォンを使ってEMSラベルを印刷して作成する必要があるようです。

国際郵便マイページサービスに登録することで,ラベルを印刷できるようになります。

国際郵便マイページサービスに登録したい方は以下のボタンをクリックしてください。

国際郵便マイページサービスの使い方は,日本郵便公式サイトで丁寧に説明されています。

国際郵便マイページサービスの使い方

また,PC版のほうが一度に印刷できるラベルの枚数が多かったり,いろいろと便利です。
PCを持っていない方以外は,基本的にPC版を使ったほうが良いでしょう。

確認!英語での宛名の書き方

EMSに限らず海外へ手紙や荷物を送るときは,基本的に英語で宛名を書きます。

英語で宛名を書くときは,日本語で書くときとは順番が少し異なるので注意が必要です。

まず名前を書き、その下に番地町名など、次に市や区の名前都市名を書き、最後に郵便番号を記入します。

※住所は日本郵便のサンプルのものを使わせてもらっています。(https://www.post.japanpost.jp/int/use/writing/ems.html

電話番号なども漏れなく記入できたら封筒に貼り付けて郵便局に持っていきます。

Step.5 郵便局へ提出。現金支払いのみなので注意!

これは一回実際に郵便局でやらかしたのですが、郵便局では基本的に手数料や送料は全て現金支払いしか取り扱ってくれないそうです。

よく行かれる方には常識かもしれませんが、普段あまり利用しない方は気をつけてもらえればと思います。

窓口でEMSを送る旨を伝え、現金で送料を支払えばEMS送付の手続きは完了です。

(留学生限定)EMSの送料を節約する方法

今回は郵便局で送付する方法を紹介しましたが、私のような留学生の場合、学校から代わりにEMSを送ってくれる場合があります。

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実は私も、日本の大学で用意した書類を送ってもらいました。

私の場合は、封筒だけ用意して、学校の指定の事務などでラベルを受け取り用意をしてそのままお願いすれば送ってもらえました。

このやり方だと自分で送料を支払う必要がないので、一度学校の事務などに問い合わせてみるのが良いでしょう。

まとめ

海外へEMS(国際スピード郵便)を送る方法について紹介しました。

この記事のまとめ

  • 郵便局でのEMSの送り方
  • EMSを郵便局で送る際は,封筒とラベルを準備しておく
  • 宛名の書き方は日本語で書く場合と異なるため注意する
  • (留学生限定)EMSの送料は,大学が支払ってくれる場合がある

初めてEMSを利用する方は,身構えてしまうかもしれませんが,書類を送る程度であれば,国内へ書留郵便をおくるのとあまり変わらない方法で送ることができます。

この記事が,少しでも参考になれば幸いです。

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この記事を書いた人

このサイトの管理人。
建物の設備設計者として働く。
絵を描くことと、旅行が好き。
シンガポール国立大学への留学経験や
建築学生の就職活動などを
ゆるく紹介している。

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